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多摩ユースと石田泰尚さんのベートーヴェン

多摩ユースオーケストラ第11回定期公演
横浜みなとみらいホール

後半の演奏は、ヴァイオリニスト石田泰尚さんとのベートーヴェンコンツェルトです。
多摩ユースと石田さんとは1997年に初共演。本公演は4回目のジョイントです。
練習を重ねいよいよ待望の本番です。

コンサートミストレスのワダちゃん(高2)が、封印された石田さまの楽屋をノックし
「(ドキドキッ!)コンミスのワダです。宜しくお願いしますっ」とごあいさつ。
石田さんは、穏やかな笑顔で応えてくださり、
戻ってきた彼女は「うわあww~、いい人だぁ、いい人で良かったぁ~」と、まず最初の緊張をクリアして、メンバーズとともにステージへ。

お客様、メンバーズ、マエストロ、スタッフ・・ホールに身を置く、すべての人の時間が止まった瞬間に、風のように、石田さんがステージに舞い降りました。
空気が澄み、全楽章を通して重要な動機である冒頭の  のティンパニソロがひびき渡り、いよいよ長大なコンツェルトが始まりました。

88小節のオケに導かれてのソロは、一オクターブで3度ずつ上がっていく、というとても緊張感の高い始まり。これまでに聞いたことのある他の方の演奏では、こわごわ感が伝わってくるものさえあったが、
石田さんのこの始まりの上昇は、見事なまでに完璧(以降はもっと完璧でした・・)!
これで、この壮大な協奏曲の成功を確信できたほどでした。

1楽章 全合奏(展開部tutti)の部分を一緒に弾いてくださっているようすには、メンバーズを見守ってくださる石田さんの優しく温かなハートが胸に熱く響き、なんともいえない幸福な気分になりました。
コーダのカデンツァも ホールいっぱいに響き渡り、そして、華やかなカデンツァの後、石田さんが奏でられた第二主題 dolceは、キラキラと輝きながら細ーい一本のシルクの糸が途切れることなく、天昇していくような崇高さに溢れ、・・・泣けました。泣きました。
ホールにいる全員が一音も聞き逃したくない!という思いで耳を澄まして聴くので、どんどん会場全部が研ぎ澄まされ、しーーーんとした張り詰めた空気になりました。(これはアンコールのハーモニックスのときにも、再現され泣かされる
こんなにも、心の奥に響く音楽をこの空間に生み出していくこの方はいったいどんな人なんだろう?、人ではないのではないか?神様? 
ああ、『石田さま』でしかありえないですね。

高揚したまま透明感の2楽章、オケのプツィカートも上手くいき、
そして3楽章のロンドへと続く。
この3楽章のリズムについて、練習で、マエストロから0.618の黄金分割のお話をお聞きしたせいもあるのか、とても気持ち良くすっと身体に浸み込むような印象を受けた。
そんなことを考えているうちに、いよいよ、クライマックスのカデンツァ。
まさに、圧巻です。息を飲み、息を止め、聴き入りました。

オケのメンバーズも応えて、燦然とこの曲のクライマックスを築き上げて、長大でありヴァイオリンコンツェルトの王者であるベートーヴェンのこの曲を豪華に、締めくくった。

アンコールに、石田さんは、ソロで「ロンドンデリーエア」を演奏してくださいました。
会場にいたすべての人々の気持ちが浄化されたであろうと思うほど研ぎ澄まされた演奏でした。
・・・そして、また、風のように、去っていかれました。

演奏を終え、拍手をいっぱい頂いて、メンバーズが袖に戻ってきました。
コンミスのワダちゃんは、感動、感極まって泣いています。
つられてみんなも熱い涙目に・・。
メンバーズのこれまでの練習の成果と集中力と努力・・など、いろんなものが実を結び、喜びにあふれ、これからの糧になる貴重な演奏が出来ましたね。
石田さん、マエストロ、お聞きくださった皆さま、裏方の方々に深く感謝いたします。
ありがとうございました

4部作、ここまでお読みくださりありがとございました
さらに マエストロと石田さんの貴重なスピーチを頂いたレセプションレポートに続く・・・





テーマ : バイオリン
ジャンル : 音楽

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